相続で知っておきたいデジタル終活の基礎知識(三重FPフォーラム2025 in 四日市)講演会レポート
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本コラムでは、2025年2月15日(土)に三重県四日市市で行われた「相続で知っておきたいデジタル終活の基礎知識」(三重FPフォーラム2025 in 四日市)と題した講演会の内容を振り返り、デジタル終活のためのヒントをご紹介します。

目次
デジタル終活とは?
近年、インターネットやスマートフォンの普及により、私たちの生活には多くのデジタル資産が関わるようになりました。銀行のオンライン口座、SNSアカウント、クラウドストレージに保存された写真や文書など、これらのデジタル資産は「デジタル遺品」とも呼ばれ、相続時の重要な課題となっています。
「デジタル終活」とは、生前のうちに自分のデジタル資産を整理し、家族や相続人が適切に管理できるよう準備を整えておく活動のことを指します。特に、適切な手続きをしないと、遺族がアクセスできずに重要な情報が失われる可能性があるため、計画的に進めることが重要です。
デジタル資産の種類と相続の課題
デジタル資産には、以下のようなものが含まれます。
- 金融関連:ネット銀行、証券口座、仮想通貨(暗号資産)など
- オンラインサービス:SNS(Facebook、X(旧Twitter)、Instagram)、クラウドストレージ(Google Drive、Dropbox)
- 電子メール:Gmail、Yahoo!メール、Outlookなど
- サブスクリプションサービス:Netflix、Amazonプライム、Spotifyなど
- デジタルコンテンツ:電子書籍、音楽データ、写真、動画など
相続においては、
- アカウントのIDやパスワードが不明でアクセスできない
- 利用規約上、相続や譲渡が認められていないサービスがある
- 金融資産がデジタル化されており、相続財産に含める手続きが複雑
といった問題が発生することがあります。
デジタル終活の進め方
1. デジタル資産のリストアップ
まず、自分が利用しているデジタル資産を洗い出し、リストにまとめましょう。具体的には、
- サービス名
- アカウントID
- 登録メールアドレス
- ログイン方法(パスワードや二段階認証の有無)
- 必要に応じた相続の手続き
を整理しておくことが重要です。
2. パスワード管理と安全な保管
パスワードは家族が安全に引き継げるよう、
- 紙に書いて保管する(厳重な管理が必要)
- パスワード管理アプリを利用する
- 信頼できる家族や専門家に伝える
といった方法で管理しましょう。
3. デジタル遺言の作成
デジタル資産の処理方法について、遺言書に記載しておくとスムーズです。特に、暗号資産やネット銀行の情報は明確にしておくことが重要です。
4. 法的手続きの確認
デジタル資産の相続には、利用規約や法律の制約が関わるため、社会保険労務士や弁護士、ファイナンシャルプランナーに相談することをおすすめします。
まとめ
デジタル終活は、今後ますます重要性を増していく分野です。生前にしっかりと準備をすることで、相続時のトラブルを防ぎ、大切な家族に負担をかけずに済みます。
当事務所では、デジタル終活に関するご相談を承っております。ご不明点があれば、お気軽にお問い合わせください。


